ここ数年、太陽光発電投資がすごく身近になってきました。
投資という観点ではなくても、自分の家に太陽光パネルを設置している人もいると思います。
そこで今回は、太陽光発電投資がどのように生まれ、どのような種類があるのか、
詳しく述べていきたいと思います。
どのように生まれたの?
太陽光発電投資とは、発電した電力を、20年間(10kw以上の全量買い取りの場合)電力会社に
一定価格で買い取ってもらうことにより、収益を得るという投資方法です。
そもそも、なぜこのようなサービスがスタートしたかを紐解くためには、2002年に戻らなければ
なりません。
この年に「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」別名 RPS法が施行
されました。この法律は、電気事業者に対して一定量以上の再生可能エネルギーによって発電される
電気を利用することを義務付けたものでした。
これにより再生可能エネルギーの普及を促したのですが、ここで発電された再生可能エネルギーは
買取価格を電力会社が一方的に決められたので、あまり普及が進みませんでした。
そこで、再生可能エネルギーをさらに促進するために「電気事業者による再生可能エネルギー電気の
調達に関する特別措置法」が2012年にスタートしました。
この特別措置法で、投資用では20年間、電力会社が再生可能性エネルギーによって作られた電力を
買い取ることが義務付けられました。
また、固定価格買取制度により買取価格が固定されて、安定した売電収入が得られるように
なりました。これらにより、太陽光発電投資が人気になったのです。
どのような種類があるの?
次に太陽光発電の種類をお伝えしたいと思います。
太陽光発電は住宅用と産業用の2つに分けることができます。
住宅用は、発電出力が10kW未満のもので、家の屋根に取り付けられるものです。
自宅で使った電力の余りを売却します。
それに対し、産業用は、発電出力が10kW以上のもので、発電した電気をすべて売ります。
太陽光発電投資は、産業用の太陽光発電の買取の仕組みを利用しています。
また、産業用の中でも、50kW未満のものを「低圧」、50kW以上のものを「高圧」と呼びます。
いかがでしたか。
再生可能エネルギーである太陽光を使って発電することを、国が促進することによって
太陽光発電投資が生まれたことが、わかっていただけたと思います。
環境保護の観点から見ても、太陽光発電はとても魅力的です!
きれいな地球を守っていくためにも、今後、太陽光発電などの再生可能エネルギーが
もっと広がるといいですね!