「パネル過積載」はご存知でしょうか。
みなさんの中には、太陽光発電に投資しようとしている方がいらっしゃるかもしれません。
そのようにお考えの方は特に知っておきたい言葉ですね。
また、過積載と一緒に「パネル増設」という言葉も覚えてください。
パネルを増設することによって、増設する前に比べより多くの電気を発電することができます。
しかし、パネルを増設するためにはいくつか押さえておかないといけないポイントがあるので、
今回はそのポイントについてみなさんにお伝えします。
電力会社への変更申込が必要
太陽光発電設備と電力会社の電柱をつなぐ引き込み線と、ブレーカーの取り替えが必要になる
場合があるので、電力会社への変更申込が必要です。
引き込み線の交換を怠ってしまったら、電気の出力に耐えられず事故や劣化の原因になって
しまいます。交換が必要かの判断と交換は電力会社が行ってくれます。
また、ブレーカーの交換を怠ってしまったら、ブレーカーが落ちて売電が止まってしまうので
注意するようにしましょう。
メンテナンスの通路は必ず確保する
太陽光発電はメンテナンスフリーではないので、必ずメンテナンス通路は確保してください。
設備そのものに不備はなくても、自然災害や投石などの外部要因で壊れることがあり、
その時に最低でも、交換用のパネルを持って通れる程度の通路が必要になるのです。
なので、パネルを増設するにしても余裕をもった配置にしましょう。
パワコンのメーカー保証の範囲を確認する
パワコンのメーカー保証の範囲を確認してみて、保証対象外になるのを避けましょう。
一台のパワコンに際限なく太陽光パネルを繋げることはできません。
パワコンに繋げることができる太陽光パネルの枚数は、電流値と電圧値で決まるからです。
これを守らずに使用してしまうと、電流値または電圧値がパワコンの許容範囲を超えてしまい、
許容範囲を超えてしまうとメーカー保証対象外になってしまいます。
他にも、他のメーカーのパネルを増設したら保証対象外になってしまう可能性があるので
注意してください。
経済産業省への増設による変更認定必要の有無を確認する
設備情報の太陽電池に係る事項(太陽電池の合計出力)について、事前変更届が必要です。
構造図(設備配置図)、配線図など添付書類が必要となりますので、パネル増設の際は、
増設を依頼する会社に必ず確認しながら行いましょう。
太陽光発電をするときにパネルを増設するだけで、発電量が増え、費用対効果の高い
設備投資ができるようになります。
パネルの増設はメリットばかりでパネルを増設するだけで良いことずくめなのです。
いま所有している方はぜひ太陽光発電のパネル増設を検討してみてください。
現在、弊社でも今まで販売したおひさま発電所で、実際に7月~8月で、増設の申請を完了し、
各区画に40枚程度のパネルの増設工事を行います。
お客様にも承諾いただき、増設前と増設後の発電状況の向上具合など、お知らせできるよう
にしますので、お楽しみに!!